CPUクーラー 交換の説明





CPUクーラーとは

言葉の通りパソコンの頭脳であるCPUと言うパーツを冷却するパーツを意味します。
左画面で手に持っているのがCPUヒートシンク(金属部分)とCPUファンです。

そのすぐ下に見える緑色のパーツがCPUになります(緑色とは限りませんのでご注意下さい。)



今回CPUクーラーを取り上げるのは、
近年高クロック化(高性能化)してきたCPUは非常に熱を持ちます。
ご存知の通り、電子部品は熱に非常に弱く、冷却不足による不具合の原因・はては故障に至ります。
CPUに膨大なデータを処理させる作業が多いユーザー様は(例:画像・映像・音楽編集。3Dオンラインゲーム)CPUクーラー又はCPU&ヒートシンクセットになったものを交換すれば、より安定的に作業の効率がアップすると共に、CPUファン高回転時の騒音をも低減させることができます。
三洋製CPUファン
メーカー純正に多数採用されている信頼性有るファンです。
玄人志向から販売の、熱伝導率の高い銅製ヒートシンンク。CPUファンは別売り ギガバイトから販売の今回私が購入したCPUクーラです。静音性&冷却性が高いとの評価で購入してみました。 クーラーマスター製CPUクーラ。冷却パーツ販売で有名です。ファンの静音性は折り紙つき。 ギガバイトからリリースの水冷式CPUクーラです。
ラジエタ部分はPCケース排気口に取り付けるようになっております。
上記のクーラー製品はPCサクセスCPUファン コーナーで購入出来ます。


今回レポート用に購入してみたCPUクーラー
ギガバイト 3D Rocket Cooler GH-PCU22-SE 
性能Socket478/775/754/A対応CPUクーラー
ファン回転数を2,500/3,000rpmの2段階に切替可能、音圧は23.7/26.3dB
タワー型ロータリー式で非常に大きなパッケージに入ってます 中身を確認。汎用タイプの為多くの付属品があります。3.5インチorPCIファンコントローラも付属 上部が青く光るとのこと。装着後の動作が非常に楽しみです。 多数の冷却フィンが付属するヒートシンク部。よく冷えそうです。


CPUクーラー交換レポート
※Socket754(Athlon64)の場合です。旧式のCPUクーラー交換の場合(Pentium3以前(LGA775除く)Celeron(Socket478・LGA775除く)AthlonXP以前・Duron、Sempron(Socket754除く)は、CPU交換レポートを参照
既存のCPUクーラーを取り外す作業です。
ロックバーを解除し、印のバーを上に引き上げます。
固定しているバーを引き起こしたら、クーラーを止めている爪を外します。 CPUファンから伸びている線を探し、電源ソケットを取り外します。引っ張ると簡単に抜くことが出来ます。 ヒートシンク部分を持ち引き上げると、CPUクーラーは取れます。

次にCPUの表面に付着している、熱伝導グリスをきれいにふき取ります CPUの表面をきれいにします。 きれいになったCPU表面に、新しい熱伝導グリスや熱伝導シールを塗ります。 グリスの場合は、ヘラなどでCPU表面に均等に塗ります。

CPUクーラーの裏面、CPUと接触する部分の保護シールは剥がします。 保護シールを剥がした写真です。 汎用クーラーの場合、各種CPUにあわせた、クーラーを固定するクリップが付属します。説明書を確認の上、クーラーに取り付けます。 CPUクーラーをCPUとしっかり密着させて取り付けます。
クリップと爪をしっかり引っ掛け、クリップのバーを押し込んで固定します。

写真のようにしっかりと固定します。 CPUファンの電源ソケットを差し込みます。
今回購入したクーラーは、別電源供給になります。
クーラーファンコントロールをPCIの拡張口に取り付けます。3D Rocket Cooler GH-PCU22-SEの場合です。 このようになります。このつまみで手動でファン回転数を指定することが出来ます。

CPUクーラーにファン回転コントロールソケットと、電源ソケットを繋ぎます。
※通常のCPUクーラーには、このような作業はありません。
Rocket Cooler GH-PCU22-SEの場合、通常のドライブ等に繋ぐ電源に繋ぎます。 電源を投入してみた写真です。きれいな淡いブルーのランプが光ります。
ふたを閉めると見えないのが残念でなりません。
最後にファンが回転しているかを、念の為目視で確認してください。何らかの不具合で正常に回転しな場合があります。

以上までが取り付けの流れです。以下の紹介するツールを利用すれば、PC内部温度を確認することが出来便利です。

もし自宅のパソコンのデータ処理が最近遅い・夏場に掃除機をすっているようなファンの音が気に掛かるようなら、一度静音クーラーやCPUファン交換に挑戦してみては如何でしょうか?
※CPUクーラーのヒートシンクやファンにはホコリが付着し目詰まりを起こし易い為、データ処理が「時間の経過と共に」遅くなる場合は一度掃除を行う手もあります。

CPUクーラー購入時の注意点。
今回レポートしたようなタワー型クーラーの場合、省スペースモデルには取り付け出来ない場合があります(PCケースが閉まらないトラブル等)

古い機種の場合(CPUが旧タイプ)、CPUクーラーを止めている爪を外すのが結構難しい為(ちょっとしたこつが必要、私は何時も苦戦します。)PCケースを空けて、ご自身で交換できるかを検討してください。
左メニューのCPU交換レポートを参考にするといいと思います。
※旧式CPU:Socket370  SocketA(Athlon・AthlonXP・Duron系)


その他同タイプCPUにもそれぞれ種類がある為、CPUクーラー交換に辺り、パソコンのカタログ性能をよく確認してから購入すれば大丈夫だと思います。

2005/7/25日付
ソケットタイプ CPU
Socket478・LGA775 Pentium4
Pentium 4 プロセッサ エクストリーム・エディション
Celeron
CeleronD 
LGA775 PentiumD
Pentium840
Socket370 Pentium3
Celeron
Socket939 Athlon64
AthlonFX
Socket754 Athlon64
Sempron
SocketA Athlon
AthlonXP
Duron
ご購入に辺りPCサクセスCPUファンをご覧下さい。


CPUクーラー交換後感想
今回取り付けした環境
CPU→Socket754タイプのAthlon64 3000+(2.0GHz動作)。
ケース→ミドルタワーケース。12cm排気ファン・5インチベイHDDクーラ小型三連吸気ファン搭載

元々装着されていたCPUクーラーはAMDリテール(正規品)タイプのクーラが搭載されていました。
リテールクーラ搭載時CPU温度は常時 47度 程度だったのが、42〜40度程度まで低減しました。

CPUファン騒音に付いてですが、3000〜3500回転の間では、非常に静かですが、、3800回転を超えると(手動調整可能)、小型掃除機のような音が聞こえてきます。気になるといえば気になりますし、、、夏場は致し方ないかもしれません。

利用したツールは、サイト「おもうツボ」様のシステム温度を管理するメニュー内に紹介されているSpeedFanツールを利用。




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