LGA775 マザーボードの配線





LGA775 マザーボードの配線

配線関係に付きましては特に難しいわけではありません。一番重要なのはパワースイッチとリセットスイッチの配線とCPUへの供給電源とメイン電源さえ正しく接続すれば正しく電源は入ります。(BIOS画面までの表示)

電源が入ればもう完成したようなものなので、気軽に考えて作業頂くといいとおもいます。
ところが・・・ECSのマザーに付属するマニュアルのパワーリセットスイッチの説明項目↓。ものすごく不親切です。GIGABYTEやAUSUでは考えられません。
下図の説明からすると、1番ピンに向かって左側が3、5、7ピンとなり、2番ピンから向かって左が4、6、8ピンとなります。


上記説明を元にスイッチやHDDアクセスランプを接続するには以下の様に差し込めばOK。
(+)と(-)は逆さしでも動作可能でしたので965チップセットの場合気にしなくても良いようです。


PCケースから配線されているパワー・リセット(この二つさえしっかり接続されていれば電源は入ります)・HDDアクセスランプぷのコネクタを接続完了した写真です。


その他フロントUSBと音源関係のコネクタもつなげます。
マザーメーカーにもよりますが、USBコネクタは3個存在しておりました。どこに繋げてもOKです。Audio関係のコネクタは一つだけとなっております。それぞれマザーボードに記載があるのでこの点は特に難しくありません。肝心のコネクタに付きましては、PCケースからの配線にそれぞれ記載あります。どうしてもわからない場合はこちらでどのコネクタかを確認する方法を参照ください。


後はそれぞれ電源関係のソケットを差し込むのみです。差し込めるソケット形状は決まっているのでそれぞれ合うものを差し込むと良いでしょう。
注1!965の8ピンプロセッサ供給電源には4ピンもしくは8ピンどちらかの電源を差し込めばOKです。サンプル写真はこちら
注2!グラフィック供給電源ですがこれはPCI-Expressバスの電源を供給するものであり、グラフィックに予備電源ソケットが存在する場合は必ずそちらに直接電源を入れてください。予備電源GeForceサンプルはこちら
注3!メイン電源ソケットが20ピンタイプの場合は、PCの電源ボックスから出ている24ピンソケットの4ピンを取り外して20ピンにすることが出来ますので、分割して差し込めばOKです。


次はメモリを差し込みます。
メインメモリは溝が切ってあるので、間違えて差し込む心配はありませんが、デュアルチャンネルで動作させるにはそれぞれの色にメモリを差し込まなくてはなりません。


メモリの取り付けサンプル
橙色と紫色のメモリバンクが存在しますが、、マザーボードによってはメモリバンクの色が異なる場合がありますので特に気にされなくて結構です。
メモリをデュアルチャンネル動作させる場合、以下のサンプルでだと橙色にそれぞれ一本ずつ差し込みます。


S-ATAコネクタの取り付け。
3.5インチベイに内臓HDDを取り付けます。取り付け位置はどこでも結構です、配線の長さなど考慮して取り付けします。
S-ATA(シリアルエーティーエーと読みます)の配線ですが、以下の様にUATAとは異なり折れやすいので取り付けの際力任せに取り付けてはいけません。以下の様に溝があるので、HDD側の溝に合わせてつなぎます。


次にS-ATAの電源です。PCケースの電源ボックスから通常S-ATAのHDD用電源ソケットが存在しますが、もし万が一無い場合はマザーボードやPCケースにそれぞれ変換アダプタが存在するので変換ソケットにつなぎ変えて電源を確保します。
S-ATA用の電源もHDD側の溝に合わせて接続します。無理やり押し込むと折れてしまう可能性があるので慎重に差し込んでください。


以下で作業完了です。S-ATAのHDDにはマスターやスレーブを設定する必要はありません。


次にS-ATAケーブルをマザーボードにつなぎます。多数S-ATAソケットがマザーに存在しますが、何処に繋いでも構いません。差し込みやすい場所に接続します。
左の平べったいケーブルはDVDROMドライブのIDEケーブルです。CDドライブやDVドライブの取り付けはこちらもしくはこちらを参照ください


最後に、PCI-ExpressへGeForce7600GTの取り付け作業です。
現在のPCI-Expressバス(グラフィック用スロット)には二本スロットが存在します。これはSLIと言うGeForceを二枚挿しして、グラフィック処理をパラレル処理させることを可能にするサービスです。詳しくはこちら。よってどちらのPCI-Expressにグラフィックを差し込んでも良いのですが・・一般的にCPUに近いほうのスロットに差し込むようにすればOKです。もちろん片方のPCI-Expressは空いたままで結構です。デュアルグラフィック利用時に空いているPci-Expressスロットを利用します。
注)オンボードグラフィックの場合は以下の作業は必要ありませんので読み飛ばしてください。


以下の様にグラフィックを差し込んで作業完了です。


最後に原電が入るか確認して作業完了です。BIOS設定は概ね自動認識ですので、そのままOSをセットアップしてください。OSのセットアップサンプルはこちら
注)WindowsXPのServicePack2以外のOSは、137GBまでしか認識できません。よって137GB以上のHDDに、OSをセットアップされる際に137GBまでしか認識出来ないのは故障ではないのでご注意ください。XPをセットされた後、余りの容量にパーティションを作成してフォーマットすれば読み書きすることが出来ます。作成方法はこちら

簡単ですが自作説明は以上です。
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