Avast4 HOME の簡易パソコンウイルステストレポートです。前回のテスト内容が軽すぎる為、他のセキュリティソフト同様のパソコンウイルス検知テストを行って見ました。
テスト環境
Pentium4 prescott 3.0GHz
メモリ 512MB PC-2700
HDD 40GB IDE/7200rpm
OS WindowsXP pro OEM ServicePack2
Avast4 HOME+
Windows Defender ベータ2
パターンファイル更新日時2006/10/07
テスト実施は2006/10/08になります。
Avast4.7HOMEの詳細ばバージョン情報
まずは手持ちのZIP形式で圧縮しているワーム及びトロイウイルス計16個を一括検査
以下は検知した記録の画面です。16個中15個を検知。検知出来なかったのはワームウイルスになります。(ページ下の方で実行したスクリーンショット掲載あります。)
圧縮されたトロイ及びワームウイルスを実行試行試みるも、解凍プロセスの段階で検知します。
圧縮されている状態から、無理やり実行を試みるも、即検知されます。
上記のトロイウイルスを実行すると即検知します。
以下は同様にワームウイルスを実行してみた結果です。
次は検知されなかった一個のワームウイルスを実行して状態を確認
圧縮状態で検知しないので、問題なくワームウイルスは解凍出来てしまいます。
解凍されたワームウイルスを実行試行。
以下の様に実行すると、問題なく検知に成功
一通りテストが完了したので、Avastとカスペルスキーさんのオンラインスキャンを実行
Avastは特に問題なくスキャンは完了。
詳細ログはこちら
カスペルスキーオンラインスキャン結果
見つかったウイルス20
感染したオブジェクト38
疑わしいオブジェクト7
ローカルキャッシュに残るゴミや、ブラウザテスト時にAvastが未検出でダウンロードしたファイル含む
検査結果詳細はこちら
今回のテストでカスペルスキーオンラインスキャンで発見された問題点
C:\Documents and Settings\shige\デスクトップ\earth_pro_keygen.exe 感染: Trojan.Win32.Agent.vg
C:\Documents and Settings\shige\デスクトップ\google_earth_pro_3_keygen.exe 感染: Trojan.Win32.Agent.vg
上記二点は、アングラサイトでダウンロード試行の際、検知したりしなかったりするトロイウイルス混入ツールです。
C:\WINDOWS\system\F1R30UT.COM 感染: Email-Worm.VBS.Jerm.d
実行試行したワームウイルスに感染してしまった事を意味します。
C:\WINDOWS\system32\winetn32.dll 疑わしい: PECompact
アーカイブ関連のことなのか少々わかりかねます。直接的な原因は不明ですが、以下の画面が時折ポップアップで表示される事を考えるとハイジャック関連でしょうか?
理由としましたはRAZE SPYWARE のページが意図しないのに表示されます。
もちろんフィッシング系サイトなので以下の画面を見たら即パソコンウイルス検査が必要です。少々未辛いですが、?マークのアイコンが常駐してます。
簡単ですがウイルステストレポートは以上です。
Avast4利用感想:なにやらアドウェア系に弱いとする部分もありますが、スパイウェアとアドウェアはパソコンウイルスとは分類しないのでウイルス対策ツールとしては懸念する部分では無いと思います。ただ実行試行した一つのワームウイルスは検知したにも関わらず感染している状況を考えると、Avast4一辺倒ではやや危険です。
ビットディフェンダ8等無料のローカルウイルス検査ツールの併用等がベストかもしれません。サイト閲覧等には
マカフィサイトアドバイザで対応
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