ESET Smart Security ベーターの簡易パソコンウイルス検出テストです。NOD32をリリースするESETからファイヤーウォール機能を搭載した総合パソコンウイルス対策ツールのベータテストバージョンです。
情報を下さったサイト閲覧者様に感謝致します。
テスト環境
Pentium4 prescott 3.0GHz
メモリ 512MB PC-2700
HDD 40GB IDE/7200rpm
グラフィック:

RADEON9200SE(グラフィック出力用専用メモリ搭載)
OS WindowsXP pro OEM ServicePack2
ESET Smart Securityの更新状況です。2007/05/12
検出試行日時も同日になります。
手持ちのZIP形式で圧縮されたトロイウイルス、ワームウイルスを一括スキャンしてみた画面です。
NOD32では確か右クリックスキャンがあったのですが、ベータバージョンには右クリックスキャンメニューが無い、スキャンメニューからオプション検査を選択して、ウイルスを入れたフォルダを指定してスキャン。
以下はパソコンウイルスを検出した際の警告画面です。NOD32よりもかなりシンプルでかっこよくなりました。
問題なく16個のパソコンウイルス全て検出する事が出来ました。
ブラウザでの検出テストです。InternetExplorer7とファイヤーフォックス2で、悪意あるツールを混入しようとしてくるアンダーグラウンドサイトをそれぞれ参照してアドウェア関連を検出できるかを試してみた画面です、2サイト共表示した瞬間にそれぞれ警告が表示されました。
検出したのはTrojanDownloder.XXXtoolbar(アドウェア)
以下の画面はIE7ですが、ファイヤーフォックス2でも同様に検出出来ます。
何時もテストしているアンダーグラウンドサイトなのですが、サイト上にトラップが存在しなくなりました。しかしトロイウイルス混入のプログラムを設置しているのでダウンロード試行で検出できるかを確認してみた画面です。
InternetExplorer7とファイヤーフォックス2共、問題なく検出に成功。検出結果にはwin32
TrojanDownloder.Small.NRS trojan(トロイウイルス)とありました。
以下はファイヤーフォックス2でのスクリーンショットです。
次に圧縮されているトロイウイルスとワームウイルスそれぞれ無作為に解凍してみた画面です。
すばやく反応し、解凍する事が出来ませんでした。
以下はwin32 TrojanDownloder.Adload.NAN trojanを検出した画面です。
以下はワームウイルスを解凍してみた画面です。解凍完了出来たので、またバグ?と思いきや、画面右下に正しく検出したとアラートが表示され、解凍されたフォルダからワームウイルス本体のみ駆除されておりました。
検出結果にはwin32 VB.BL Worm(ワームウイルス)になります。
パソコンウイルスを実行試行することが出来なかったので、圧縮されているウイルスをダブルクリックを行い反応を見てみました。
すばやく検出画面が表示されます。
win32 VB.DR trojanを検出とあります。
一通りの検出テストを終えたパソコンをESET Smart Security で検査してみた結果です。
検査結果は0
クリーンインストールしたXPのCドライブ全ての検査に要する時間ですが、概ね約30分前後でした。物凄く早い。
最後にカスペルスキーオンラインスキャン
キャッシュも汚れていない様子です。検査結果は0
ESET Smart Security ベータの感想
ファイヤーウォールが搭載されている分、幾分ネットの速度が落ちる感がありますがオプションから設定を変更できるので特に問題無い範囲かと思います。
システムへの負荷が殆どなく、パソコンをスキャンする速度も劇的に速い。とてもお勧めの総合パソコンウイルス対策ソフトかと思います。
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