●パソコンスペック(性能表) |
■左表の各項目のスペックの説明 |
--CPU--
Intel Pentium4 540 3.2GHz HT 800M 1M
上記の表示は以下のように@〜Eに分けて見ます

CPUの簡単な性能順
Intel デスクトップ用 Pentium4>Celeron
ノート用 Pentium-M>CeleronM
インテルPentium4は画像・音楽・動画(TV録画を含む)・を扱うのに優れていると言われております。
一方Celeronに付いては、一般的なパソコン利用向けに開発されたバリュープライス向けPCに搭載されます。
AMD デスクトップ用 AthlonFX>Athlon64>Sempron
ノート用 Athlon64>Sempron>AthlonXP
AMD AthlonFX・64・Sempronは3Dグラフィック処理能力(特に3Dゲーム)に優れ且つメモリコントローラーをCPUに実装する為アプリケーションの動きが軽快です。ただ画像・動画処理にはPentium4に一歩及ばず。 |
CPU(シーピーユー)と言うパソコンの処理能力を左右する装置です。
左図の番号別説明
@メーカーとCPUの種類:Intel(インテル)やAMD(エーエムディー)が代表的なCPUメーカーになります。
ACPUナンバー:モデルナンバーです。詳細性能を判別するには難しい指標です。モデルナンバーの数値が大きい程高性能タイプと判断できます。
Bクロック数:(この数値が大きい物ほど高速なデータ処理が出来る)
CHT: 表記はIntel Pentium4のみにある特有の表記です。HT表記の有るCPUは仮想デュアルCPUとして、データ処理を並列処理できる高性能なものになります。
Dシステムクロック数:この数値が大きい程CPU・メモリー・各内臓機器間のデーターを早くやり取り出来るので、データ待ちよるCPUの処理が遅れると言う事が低減でき、より高速でスムーズなパソコン動作に繋がります。
E二次キャッシュ容量:この数値が多いほど、3Dゲーム処理・音声や動画の圧縮を早く行う事が出来ます。二次キャッシュの役割はメモリと言う機器にデータを記憶させてCPUはそれを処理しますが、より頻繁に使うデータを二次キャッシュに記憶させて、CPUと同じ動作速度でデータを取り出し効率よく処理を行う事が出来る装置です。
パソコンショップフェイス・CPU一覧
|
|
--マザーボード--

マザーボードとは、パソコンの周辺機器を接続する母体基盤です。915・925やKT800等の表記はパソコン周辺機器をコントロールやデータの流れをコントロールする装置を意味します。
CPUの次にパソコンの性能と将来性を左右するパーツです。
|
@マザーボードのメーカー:MSI・GIGABYTE・AUSU・AOPEN・ABIT等のメーカーが有名です。
Aマザーボードの型番:メーカー毎による表示になります。
Bソケットの形状:CPUを取り付ける形状です。場合によっては同じ形状のCPUと交換することも可能です。
Cコントローラーの型番:865・875・915・925・nForce2・nForce3・K800・KM400・・搭載するCPUによって異なります。
パソコンショップフェイス・マザーボード一覧 |
|
--メモリ--

パソコン内部で処理するデータはこのメモリと言うパーツに一旦格納され、CPUによって処理されます。またメモリにもCPU間とのデータ転送速度があり、転送速度が速いほどデータ処理が早くなります。一般的に搭載される目安としましては512MBが適当ですが、年々扱うデータの肥大化により来年以降には2〜4倍程度の容量が必要になる可能性もあります。
|
@メモリの種類:DDRやDDR2等があります。一般的にはDDRよりもDDR2の方が高速なメモリとされます。
Aメモリ容量:この数字が大きい程、大きなデーターを処理する際のデータ転送待ちを低減出来ます。
Bメモリ本数:一般的には一本に付き256MBや512MBを搭載する形ですが、近年メモリコントローラーや仮想デュアルCPUシステムによるデュアルメモリを搭載する方が理想的です。Pentium4HTやAthlon64以上を搭載するPCには(例:256×2)の物が良いです。
Cメモリ動作速度:CPUにデータを渡す速度を表示しています。搭載されるCPUにより上限はあるものの、この数字が高い程CPUとメモリ間のデータ転送速度が速くなり、より高速なデータ処理が可能になります。
パソコンショップフェイス・メモリ一覧
|
|
--HDD--

HDD(ハードディスク)はパソコンのデータを記憶する装置。近年取り扱うデータが肥大化する中、このHDDの容量は大きければ大きい程良いです。HDDによるシステムの影響は、近年大差はありません、但し大きなデータを扱う際には小さな読み書きの差が処理時間に大きく影響を与える事になります。 |
@容量:データを記憶できる容量です。最低20GBも有れば一般的な利用には十分ですが、DVDを取り込んだり(DVDシュリンク)TVを録画したりする場合には、160GB以上必要です。
Aデータ転送方式:ウルトラATA(UltraATA)シリアルATA(Serial ATA )やSCSI方式があります。今現在主流なのはシリアルATA>ウルトラATAとなります。シリアルATAの場合は高クロック化による大容量転送でソフトの起動速度、データ処理の高速化が可能です。
B磁気ディスク回転数:この数値が大きい程データの読み書きが高速に行う事が出来ます。ただし高回転数=熱による劣化を考慮しなくては行けません。一般的には5400〜7200rpm
Cキャッシュ容量:HDD書き込みの際、大きく影響します。何らかのデータをHDDに保存する際、CPUや他のパーツ等のデータ書き込み待ちから早く開放することが出来ます。
パソコンショップフェイス・HDD一覧
|
|
--グラフィックス--
パソコンのモニターに画面を出力するパーツです。
上記のオンボードグラフィックスの場合はDVD・動画閲覧に問題はありませんが、3Dゲームには向いておりません。
他の例

グラフィックはパソコンの性能を左右するものではありませんが、3Dゲームをプレーするユーザー様には重要なパーツになります。3Dゲームはパソコンにかなりの負荷を掛けます。それを3Dゲーム対応のグラフィックで負荷を低減させる事が可能です。近年の3Dゲームでは3Dゲーム対応のグラフィックが搭載されていない場合動かない事が殆どです。 |
@メーカーブランド名:3Dゲーム対応グラフィックの代表的なメーカー【nVIDIA GeForce エヌヴィディア ジィーフォース】と【 ATI RADEON エーティアイ レイドン】と言うブランドです。
Aグラフィックチップ名:一般的に数字の大きいものが高性能なものになります。しかしながら例:GeForce6600でも三種類程有り、nVIDIAの倍は例6600Ultra>6600GT>6600と言う性能順になります。ATIの場合は例9800XT>9800PRO>9800>9800SEと言う性能順になります。チップ名の後ろの記号で差別化されており又高性能になるほど値段も高価です。
Bグラフィックメモリ容量:この数値が大きい程、3Dゲームや高解像度表示が可能になります。近年肥大化する3Dゲームデータは最低でも256MBは必要です。
Cモニター出力インターフェース形状:D-SubとDVIと二種類あります。特にパソコンの処理影響はありません。モニターコネクターの形状に合ったものを購入するようにしなくては行けません。
Dマザーバスインターフェース:グラフィックデータの転送方式及び、接続形状を表します。近年AGPからPCI-Expressへと移行しております。PCI-Expressの方が3Dデータを大容量転送出来、スムーズな3Dゲームが可能になります。
パソコンショップフェイス グラフィックカード一覧
|
|
--DVD--

CDやDVDに対応出来るパーツを搭載しているかを判断出来ます。DVDと言う表示が有れば、DVDとCDの両方に対応出来ます。
DVDとCDに記録出来るタイプに付いては、DVD-RやDVD-RWの表記が有ればDVDやCDの両方に記録する事が出来ます。もちろんDVDを作る事が可能です。 |
@ドライブの対応メディア:DVD-ROMの場合はDVDとCDを読み込むことが出来ます(※記録は出来ません)CD-ROMの場合はCDを読み込む事が出来ます(※DVDの読み込み、CDへの記録は出来ません)DVD-COMBOの場合DVDとCDの読み込み&CD-Rへの記録が可能(※DVDへの記録は出来ません)DVD-R/RWの場合DVDとCDの読み込み、DVD-R/RWとCD-Rへの記録が可能です(※DVD+R/RWへの記録は出来ません)DVD+R/RWの場合DVDとCDの読み込み、DVD+R/RWとCD-Rへの記録が可能です(※DVD-Rへの書き込みは出来ません)DVD±R/RWの場合DVDとCDの読み込み、DVD-R/RWとDVD+R/RW、CD-Rへの記録が可能です。
DVDスーパーマルチドライブの場合、全てのメディアに対して読み込み記録が可能(DVD-RAMにも対応)
DVDのメディア(-R/RW・+R/RW)の詳細についてはこちらを参照して下さい
Aメディア対応種別:各種DVDメディアの対応種類を表示。上記を参照して下さい。
B記録メディアの対応可否:一般的にR/RWに対応出来ます。中にはCOMBOやROMと言う表記があります、COMBOの場合はCD-Rにのみ記録が可能です。ROMの場合は記録が出来きないドライブになります。
Cドライブメーカー:搭載するDVDやCDドライブのメーカー名です。バルクと言う表示はOEM製品(相手先ブランド)となります。
D記録速度:DVDやCDに記録出来る速度を表示。この数値が大きい程DVDやCDの作成速度が速くなります。
※二層式・DLと言う表記に付いては、DVD+Rに置いて今までの二倍の記録が可能なタイプになります。長時間の映画を録画する事が可能です。
パソコンショップフェイス DVDドライブ一覧
|
|
--ケース--

パソコンケースはパソコンの性能に影響を及ぼしませんが、近年高性能化するパーツによる発熱の空調を考えたものにするようにしないと、電子部品の熱劣化による故障の影響が懸念されます。ケース選びは空調に定評のあるものを選ぶようにしましょう。 |
@パソコンケースの型番:パソコンケースに付いては無数のメーカーが存在します。その中でも昔から空調とデザインに定評のあるソルダムを参考にすれば、良いと思います。
A対応電源最大容量:高性能化するパーツは大容量な電気を必要とします。350W〜400Wが理想的です。
Bパソコンケースの色:パソコンケースの色を表記しています。中にはアルミケースを使用しているのでアルミ色になる場合があります。
パソコンショップフェイス パソコンケース一覧
|
|
--インターフェース各種・及びオプションに付いて--

パソコン性能表に置いて、表記の無いものはオプションになります。例えば上記のサンプルにはスピーカーやOS、モニターの表記がありません。これらは全てオプションになります。
もしくは明確にオプションと表記されている場合も有りますが、スペック表に含まれないものはオプションとなります。
|
@FDD:フロッピーディスク。近年あまり需要がありません。但しPCAT規格に置いては非常に重要なパーツなので、なるべくなら搭載されているものが好ましいです。
A入力装置:文字を入力するパーツです。基本的に日本語キーボードが付属するのが一般的です。
B入力装置:Windows上を動く矢印を動かすマウスと言うパーツです。キーボードと同じで必ず必要なパーツです。
その他
OS:オペレーションシステムの意味です。一般的にはWindowsが必要になりますが、旧型のパソコンからWindowsを移行するのであれば不要な場合もあります。種類に付いてはWindowsXP
HOME 及びPROやWindows2000があります。
モニタ:パソコンの情報を出力するパーツです。液晶モニターとブラウン管モニターの二種類があります。又パソコンと接続する形状が近年D-Sub15からDIVと言うデジタル出力のものに移行しつつあります。購入には注意が必要です。
|
|