|
パソコンウイルス対策ソフトの補助ツールとしてK9 Web Protectionと言うウェブフィルタを紹介したいと思います。 このツールはキーワードフィルタの他にIPアドレスやホスト名指定フィルタ等手動で設定も可能なので(先に紹介したBJDを使ってインターネットアクセスログを取得する方法を活用できます)、未成年者WEB閲覧制限から誤ってパソコンウイルスサイトを開いてしまう事故を未然に防ぐことが出来るツールです そもそもウェブフィルタってなに? パソコンを管理する方が、クライアント(一般ユーザー)側で見て欲しくないウェブページ(好ましくないサイト)を強制的に非表示とするサービスです。 ウイルスバスターやF-Secureに搭載されるペアレンタルコントロールサービスにも同様の機能が付属します。より分かりやすく説明したいので以下の動画にまとめてみました。 禁止キーワードフィルタと、ウイルスサイトをフィルタされた際の様子をご覧頂けると思います。 このツールの特長は、本来ペアレンタル向けサービスとしてアダルトサイトや暴力的なサイトを子供に見せないように行う事が出来るフィルタサービスですが、なんと嬉しい事に各種フィルタサービスの中に、スパイウェアやマルウェア配布サイトをブロックするカテゴリもあり、開くだけで感染するインターネットサイトやリダイレクトで悪意あるサイトへの転送での感染を防止出来ます。もちろん誤ってパソコンウイルスをダウンロードすることを防止することが出来ます。 余談ですが、キーワードフィルタ(英文字のみ対応ですが、ちょっとしたコツで日本語キーワードもフィルタできます)で、今大問題となっている自殺サイトや硫化水素の検索を見れなくする事が可能となります。 個人ユーザー様なら利用料無料でご利用頂けるので、パソコンウイルス対策もしくは子供様に好ましくないサイトを見させたく無い場合導入されてみては如何でしょうか。 ブロック可能な悪意あるサイトに付きましては、Blue Coat WebFilterと言う一日一億リクエストあるURLを分析及び評価するシステムを採用しているとの事、私の知る限りのウイルス配布URLは全てブロック可能でした。 但し、ローカルproxyが入るので一部のネットサービスが利用できなくなる恐れや、カスペルスキーオンラインスキャンがAllowドメイン(URL指定で許可)としないと利用できないや日本語がまれに文字化けする可能性があります。 ▲ページトップへもどる スポンサードリンク
|