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あかかげまるサイト内でも紹介しているサーバツールBJDを活用し、悪意あるリダイレクト転送元ホストを特定するローカルプロキシーを設定する手順の説明です。 転送元となるIPアドレスやホスト名を見つけたらK9 Web ProtectionやそのままBJDの閲覧禁止ドメイン指定にてWEB上の安全を確保させる事も可能です。またBJDには見せたくないキーワードブロックなどアダルトサイト閲覧禁止や検索できなくする方法もありますのでよければご覧ください。システム管理者のエロサイト規制システム構築方法 最近増えているリダイレクト転送による悪意あるページへ誘導する際に、多段転送させられるURLを特定する簡単な方法の紹介です。ローカル側でProxyサーバを動作させてアクセスするURL情報を取得する手法になります。 この方法を使えば、例えばAntivirus2009等を含む偽者ツールをダウンロードさせるページへランダムに転送させるURLを特定し、ご利用のWEBフィルタに適用させる事が出来より安全にインターネットを楽しむことが出来ると思います。 ネットワークの勉強にもなると思いますので一度挑戦してみては如何でしょうか。 利用するツールはサッポロネットワークスさんのBJDと言う高機能サーバツールです。後でこのツールを使って一つのメールアカウントで複数のメールを管理し且つウイルスチェックも可能にする方法も併せて掲載させて頂きたいと思います。 用意するものまずBJDをダウンロードしてセットアップします。 取得するバージョンは4.1.7でも4.2.2でも構いません。 BJDを起動したら、設定からプロキシーサーバを起動します。 設定からプロキシーサーバを選択します。 ![]() 次に、Proxy(プロキシー)設定を行ないます。 まずプロキシーサーバを使用するにチェックを入れます。ブラウザタブメニューを選択し、ブラウザ(HTTP)用のプロキシーを使用するにチェックを入れます。 クライアントから見たポート 8080 このままにして下さい。分る方はウェルノウンポート以外で設定しても構いません。 待ち受けるネットワークはINADDR_ANY(全てのネットワーク)とします。 ![]() 次に、BJDにPROXYアクセス許可させる端末を登録します。利用者タブメニューを選択して下さい。 PROXYアクセス許可するパソコンの登録手順 名前:任意の名前を入力 アドレス:自分のパソコンのアドレスを登録します。通常localhostですが、ここは分りやすくするために127.0.0.1で登録してみましょう。入力出来ましたら追加ボタンを選択してOKボタンを選択し作業を完了してください。 ![]() 次にブラウザ側の設定を行ないます。 注意:この作業を行なうとBJDが起動していないとインターネットを見ることが出来なくなります。もしログを取得した後は必ず、今から行なう作業でPROXYを使用の解除を行なって下さい。 まずツールからインターネットオプションを開きます。 ![]() 開いたインターネットオプションの接続タブメニューを選択し、LANの設定ボタンを選択してください。 注意:もしも広帯域接続(フレッツ)でWANへ直接繋いでいるパソコンの場合であれば、広帯域接続名を選択して設定からPROXY設定を行ないます。 ![]() 次に、PROXYアクセス先を指定します。 設定手順 まずプロキシーサーバを使用するにチェックを入れます。 注意:ログ取得後、必ずこのチェックを解除して下さい。(BJDが起動していないとインターネットに繋がらなくなります。) アドレスには127.0.0.1 ローカルホストを指定します。 ポートには BJDに指定しているポート番号 8080を指定。 その他図の通りで構いません。 全てOKボタンで閉じてください。 ![]() 以上で準備完了です。インターネットを見れるか試してください。 BJDの画面も併せて出すと、アクセスしたURLログ詳細を取得する事が出来ます。 ![]() 上記の様にインターネット閲覧時に、何処か悪意あるサイトへ転送させられる現象が発生した場合はその元となる転送元URLを突き止める事が可能となります。 何か分らない事がありばBBSにでもご連絡頂けましたら案内できると思います BJD関連記事 BJDでWEBサーバを公開する説明 超簡単、社内メール構築方法。BJDメールサーバーツール利用方法 ▲ページトップへもどる スポンサードリンク
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