ED 暗号化ツールを使ってデータを保護

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暗号化
暗号化と言う言葉を耳にされたことはありますが、実際には面倒なので使ったことの無いユーザー様が多いと思います。

暗号化意味はこちら

暗号化・手順に入る前に、新手のトロイの話
CNET JAPANさん
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20083839,00.htm

Trojan.Pgpcoderと言う特定の拡張子を探し出し暗号化してしまうウィルスの報告です。
詳細シマンテックさん参照
このトロイはInternet Explorerを利用したユーザーがアクセスしてきただけで感染してしまうとの事です。
このトロイは感染すると、「ハードディスク(ネットワーク上も含む)から、画像ファイルやMicrosoft Officeファイル形式など一般的な15種類のファイル形式」を暗号化してしまい、ユーザーが参照や編集出来なくしてしまいます。その上で暗号化されたデータ資産の復号化キー代償として高額な金銭を要求してくるとの事。

この種の悪意ある行為は、CD-R等へデータをバックアップすれば、改ざんされることはありえません。ただ気をつけるべき点は、感染したパソコンと繋がっている他のHDD内部も被害に合うとの事なので、データ管理には十二分に注意しないといけません。

しかしながら、重要データをそのままCD-Rに保存してしまうと、データの盗難にあう可能性も考えられます。そこでEDと言う暗号化ツールでデータを暗号化してしまえば、安心して保管することが出来ます。

--データを暗号化してみよう。--

WindowsXP Professional や Windows2000には(NTFSフォーマットであることが条件)標準でデータを暗号化し、他のコンピュータからデータを見られないようにすることが出来ます。(マイクロソフト暗号化説明はこちら
ただ上記で説明させて頂いた、悪質なトロイには暗号データへのアクセス権限あるユーザーでログオンしている場合は、(Encrypting FileSystem:EFS)の暗号化は役に立たないと考えます。

今回は無料で強力、最大256bit暗号化可能な 【 ED 】暗号化ツール(Type74 Software様提供)を使った暗号化の説明です。操作がとても簡単なのでデータ資産の保護に興味のある方は使うほうがベストだと思います。

ちなみに暗号化のメリットは、データを改ざんされにくい、読み取られにくいと言うメリットがあります。

デメリットと致しましては、暗号化の際、作成したパスワードを忘れてしまった場合元に戻す(復号化)することが出来ません。

※データ暗号化を利用するに当たり注意点。暗号化した際のパスワードを忘れてしまうと解読する事はほぼ不可能です。つまり元のデータ内容を参照することさえ出来なくなってしまいます。暗号化パスワードの管理には十分ご注意下さい。


暗号化ツールED入手方法
現在 ED の最新バージョンは Ver3.21(2005/6/11)
ベクターさんから入手可能です。こちら
lzhによる圧縮ファイルの為、解凍ツールが必要です。
↓からLhaca118ツールで解凍可能です。
http://ratan.dyndns.info/kaitou.html

解凍されたフォルダ内を開くと EDアイコンがあります。
ダブルクリックすると暗号化ツールが起動します。
※インストール不要。



暗号化してみよう。
EDを起動した画面です。
【 E窓 暗号化窓 】
【 D窓 復号化窓 】
Eエンコード Dデコードと言うことでしょうか・・?


使い方は簡単です。まず暗号化を行うのでE窓をクリックします。
するとマイドキュメントフォルダが自動的に開き、暗号化したい任意のデータを選択
することが出来ます。
※暗号化したいデータをドラックアンドドロップにてE窓に持っていくことで暗号化することも可能です。


適当に作成したファイルを暗号化してみます。


E窓から作成したデータ自己PRを選択し【開く】を選択するだけ。


暗号化データ確認画面。【 OK 】を選択
※EDデフォルト設定の場合、暗号化元データは削除されます。


パスワードを二行同じものを入力します。
このパスワードは復号化(下のデータに戻す)の際必要になります。
※ヒントの付加 パスワードのヒントを入力する事が出来ます。
設定出来ましたら【 OK 】を選択
※2、パスワード照合は、普段と異なるパスワード設定防止をしてくれます。通常は何も行わないを選択でOK。


暗号化完了の画面。【 閉じる 】を選択して作業完了です。
※暗号化データは暗号化元データが保存されていた場所に【 〜.enc 】として
出力されます。(※デフォルト設定の場合)


暗号化したデータは元データが存在したフォルダに作成されます。
暗号化したデータを開くと、意味不明な文字が出力され
元データ内容を確認することは出来ません。



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